ガイド

Ivo Kostadinov・創業者、SaveMyBudget

· 読了目安 4分

クリック詐欺の申請にGoogleはどんな証拠を必要としますか?

要点

Googleは自社データと照合できる記録を必要とします。具体的には、お客様ID、直近60日以内の対象期間、影響を受けたキャンペーン・広告グループ・キーワード、そして疑わしいクリックのIPアドレス・デバイス・GCLIDを示すWebサーバーログです。該当する場合はリードの詳細と、パターンの簡単な要約も加えてください。記録のない疑いだけでは、誰にとっても対応が困難です。

セクションごとにラベル付けされた証拠資料:アカウント情報、期間、キャンペーンとキーワード、タイムスタンプ付きのクリック記録、IPアドレス、デバイス、GCLID、サイト上の挙動、パターンの記述による要約。
完全な申請に含まれる内容。クリック記録は、Googleが自社データと照合できる部分です。

Googleが求めるもの

項目役立つ理由入手先
お客様IDアカウントを特定するGoogle Ads画面上部、10桁
対象期間(60日以内)審査の範囲を定める自社の記録
キャンペーン、広告グループ、キーワード調査範囲を絞り込むGoogle Adsのレポート
IPアドレスクリックの発生元を示すWebサーバーログ、またはクリック記録タグ
デバイスとブラウザ繰り返しや不自然な組み合わせを示すサーバーログ、アナリティクス
GCLID各記録を特定の広告クリックと結びつけるログ内のランディングページURL
リード詳細無効な問い合わせや重複送信を示すCRMやフォームツール
傾向の要約パターンを平易な言葉で説明する自分で記述する

GCLIDが重要な理由

誰かがGoogle Adsの広告をクリックすると、自動タグ設定が有効になっていれば(新規アカウントでは既定でオン)、GoogleはランディングページのURLにGCLID(Google Click ID)を付加します。これは、ログ上の訪問とGoogle側のクリックを結ぶ、最も直接的な手がかりです。タイムスタンプ・IPアドレス・GCLIDがそろったログの1行は、IPアドレス単独よりもはるかに有用です。

サイト上の挙動が加える情報

クリックはGoogleに見えますが、その後に何が起きたかはあなたのサイトにしか見えません。ページの読み込みが完了しなかった、操作が一切なかった、同じGCLIDが何度も使われたといった記録は、Googleが自ら収集できない文脈を提供します。これらは結論ではなく観察事実として示してください。例:「このネットワーク範囲からの訪問42件、ページ滞在時間の中央値0.4秒、スクロールイベントなし。」

要約の書き方

短く、事実に基づき、礼儀正しくまとめます。例を挙げます。

「9月3日から9日にかけて、キャンペーン『Brand – Exact』は単一のホスティングプロバイダーの範囲(AS64500)内のIPアドレスから214件のクリックを受けました。当社のサーバーログでは、セッション時間の中央値が1秒未満、ページ操作なし、37件のGCLIDが2回以上使用されていることが確認できます。タイムスタンプ(UTC)、IPアドレス、ユーザーエージェント、GCLIDを記載したログを添付します。同期間の他のキャンペーンには同様のパターンは見られません。」

申請を弱めるもの

  • 記録の裏付けがない、トラフィックがおかしいという感覚だけのもの。
  • コンバージョンの低さやROIの悪さだけを理由にすること。これらは無効なアクティビティではありません。
  • 60日の期間外のクリック。
  • Googleがすでにクレジット済みのクリック。
  • 関連のない多数のパターンを1件の申請にまとめてしまうこと。
  • 非難がましい言葉遣い。証拠としての価値はありません。

必要になる前に集めておく

証拠は後から遡って集めることはできません。サーバーログが1週間で消えてしまう、または訪問ごとのGCLIDを記録していない場合、必要なときにその情報は残っていません。クリック記録をどこに、少なくとも申請可能な期間分は保管しておくか、今のうちに決めておきましょう。無効なクリックを申請できる期間の目安をご覧ください。

プライバシーに関する注意。IPアドレスは英国とEUのGDPRの下で個人データにあたります。クリックログは必要な期間だけ保管し、閲覧できる人を制限し、Googleとは公式フォームを通じてのみ共有してください。

よくある質問

IPアドレスの一覧だけで十分ですか?

通常は不十分です。IPだけでは、どの広告クリックと関係しているか、何が無効だったのかを示せません。タイムスタンプ、GCLID、キャンペーン、パターンの明確な説明を加えてください。

Googleアナリティクスを証拠として使えますか?

アナリティクスのレポートはパターンを示すのに役立ちますが、IPアドレスは表示されません。IP、ユーザーエージェント、GCLIDを記録するサーバーログやクリック記録タグのほうが、Googleにとって手がかりが多くなります。

誰がクリックしたかを証明する必要がありますか?

必要ありません。そのクリックが何をしたか、なぜ本物の関心とは思えないのかを説明してください。無効かどうかはGoogleが判断します。

出典

資料をいつでも用意しておく。SaveMyBudgetは、タグが稼働を始めた日から、すべての有料クリックについてタイムスタンプ、ネットワーク、デバイス、GCLID、サイト上の挙動を記録します。申請可能な期間が過ぎると、生データは削除されます。

広告予算を守る

成功報酬制・登録にカード不要・設定は1分程度