Ivo Kostadinov・創業者、SaveMyBudget
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SaveMyBudget Toolkitをオープンソースで公開しました
本日、SaveMyBudgetの証拠収集部分をオープンソースで公開しました。名前はSaveMyBudget Toolkit、ライセンスはApache-2.0で、ご自身が管理するサーバー上でDockerコンテナ1つとして動きます。
できること
このツールキットは、サイトに到達したGoogle Adsのクリックをすべて記録し、Google側からは見えない情報を保管します。ページが一度でも表示されたか、どれくらいの時間開かれていたか、ページ上で何か操作されたか、訪問がどのネットワークから来たか、同じクリックIDが複数回現れたかどうかです。
続いて、その記録に対して10の検出ルールを実行します。各ルールは、デフォルトのしきい値と既知の誤検出とともに文書化されています。そして、Googleの無効なクリックのフォームが求めるパッケージを作成します。クリックID、タイムスタンプ、アドレスを記載した証拠ファイル、事実を簡潔にまとめた概要、フォームの項目別ガイドです。提出するのはご自身です。Googleが審査し、無効だったものがあるかどうか、あるとすれば何かを判断します。
タグを動かしたくない場合は、Webサーバーのログやクリックのエクスポートを取り込むこともできます。両方を使えば、タグが一度も動かないままサーバーに届いたリクエストも確認できます。ブラウザが生成していないクリックを示す、最も明確な手がかりです。
できないこと
Google Adsのアカウントには接続しません。申請も行いません。フラグが付いたクリックに金額は付けません。フラグが付いていることと無効であることは同じではなく、何がクレジットされるかを決めるのはGoogleだけです。ブロックも行いませんが、キャンペーンのIPアドレスの除外に追加するかどうかをご自身で選べるよう、IPアドレスのリストは書き出せます。
サービスとの違い
savemybudget.ioのサービスは、同じ考え方を当社が代行して運用するものです。タグの設置と監視、キャンペーンデータと費用のためのGoogle Adsアカウントへの接続、複数のアカウントをもとに調整した追加のルールとしきい値、そして申請の準備と提出を行います。料金は成功報酬制です。Googleがクレジットを確認した場合に、その25%をいただきます。Googleが何も確認しなければ、料金はかかりません。
このツールキットは、収集と申請をご自身で行いたい方のためのものです。自社のインフラを持つ代理店、サイトに設置するスクリプトを信頼する前にコードを読みたい開発者、そして証拠は欲しいけれどサービスとの関係は望まない方などです。ルールエンジンとコレクターは、サービスと同じ源流のものです。調整、複数アカウントにまたがるシグナル、申請はリポジトリに含まれておらず、今後も含まれません。
公開した理由
理由は2つあります。1つ目は、他人のサイトに置くタグは、読めるものであるべきだということです。当社のタグは小さく、依存関係がなく、ページの内容やフォームの項目を読み取ることもなく、ツールキット版では当社への通信すら一切ありません。誰でも確かめられるほうが、そう言いやすくなります。
2つ目は、Googleのフォームは公開されているということです。これまで足りなかったのはフォームへのアクセスではなく、それを埋められるだけの質の良い記録でした。記録を残す広告主が増えれば、根拠のある申請も増え、広告予算を持つすべての人のためになります。
テレメトリについて、先にお答えします
ツールキットが送信するのは、バージョン、サイト数、分析回数といった匿名の利用回数のみで、訪問者に関する情報は一切含みません。すべての項目はリポジトリに掲載しています。環境変数1つでオフにできます。
入手方法
リポジトリはgithub.com/10xlabsio/savemybudget-toolkitにあります。デプロイはTLS用のCaddyを組み合わせたDocker Composeファイルで行い、約10分で完了します。ドキュメントでは、Google Tag Manager、Shopify、WordPress、Webflow、Wix、Squarespaceに対応しています。IssueやPull Requestを歓迎します。ルールのデフォルト値の変更は、まずディスカッションで検討します。しきい値はコードの変更ではなく、製品上の判断だからです。
当社で運用してほしい場合は、サービスをご覧ください。